このブログは何年続くのかな…
今日はプロ野球解説者診断・第5回です。ようやく「まとも」と言えるような人が登場します。でも5回目にしてやっと「まとも」な人なんだから、解説者ってのも人材難ですな。まあ野球しかやってなかった人ばっかりだからしょうがないけど。


第5回 関根潤三(フジテレビ)


【観戦日】
5月3日 巨人×ヤクルト スカパー(739ch)
※この日は中日がデーゲームだったため、巨人×ヤクルトを観戦。

【前段】
監督・関根潤三は有名だが、選手・関根潤三を知ってる人は少ないだろう。実はこの人、凄い記録の持ち主でもある。投手として50勝・野手として1,000本安打を達成した唯一の選手なのだ。今後この記録を破る選手は絶対に出ないだろう。監督としては成績を残せてはいないが、大洋・ヤクルト時代ともに良い選手を育てたこともあって、有能な監督だったと見る向きもある。私は「名監督=名解説者」だと考えているので、解説者分析も期待できそうだ。

【解説分析】
関根さんの解説を簡単に説明すると「シンプルでわかりやすい」。例えば…

(投手がピンチで素晴らしい球を投げた時)
関根「ウワーッ、いい球!」

(巨人の内海が立ち上がりから2者連続三振を奪った時)
関根「飛ばしすぎです!」

このようにハッキリと短く発言するので非常に歯切れが良く、また声量もあるので聞きやすい。これはプラスポイント。

歯切れが良いばかりではない。しっかりと試合内容を掘り下げることもある。

(2死1塁、2-3のフルカウント、バッターラミレスの場面で)
関根「ラミレスに対してインコースは怖いです、ホームランは怖い」
関根「ここはコントロール勝負です、どれだけ外にしっかり投げられるか」
関根「ラミレスは多少外でも振るバッターですから」

結果は外ギリギリをついてのセンターフライ。解説者として、場面場面での予想は腕の見せ所。その予想にちゃんと根拠があって、さらに的中するというのは、実力がある証拠ではなかろうか。さらにもう1つ。

(2死2塁、2-3のフルカウントの場面でヒットが出た後)
関根「捕手はベンチの方を向いて、この場面をどうするかの指示を仰いでたの」
関根「だけどベンチから何のサインも出なかった。だから中途半端に(投手が)放っちゃった」

歩かすのか、勝負なのか、確かに采配は中途半端だった。実際、サインが出たかどうかは不明だが、作り話にしてはリアリティがありすぎ。もしこれが本当なら素晴らしい観察力と言わざるを得ない。監督の経験・投手の経験を活かした関根さんならではであり、これぞプロの解説。

【総括】
得点は各20点満点で、平均的なら10点。面白かったり、私が好みなら基礎の10点が上がります。

※聞きやすさに+2点、経験から来る分析力に+2点、合計+4点を基礎点に献上。

1.野球脳 16点(幅広い視野を持ったプロの目線)
2.論理性 16点(予想が完璧に当たるのは論理性のある証拠)
3.現実性 14点(たまに希望的観測が混ざるので普通レベル)
4.勉強度 15点(選手データはかなり頭に入っているが、新人については多少弱い)
5.公平さ 19点(プロ野球自体が大好きな人で、一方に肩入れすることはまずない)

合計    80点


とにかく野球が好きな「正統派ご意見番」これが関根さんの解説像。試合数も見ているし、見ているポイントもプロの視点が多い。また必要のない時は多くを語らず、アナウンサーの実況を活かしている(ように見える)のも好感が持てる。ジョークも言うし強烈なダメ出しもするので、聞いていて飽きないし不快感を覚えることも少ない。もう80歳を超えているが、1日でも長く実況を続けて欲しいと思う。

【現在の順位】
1位 80点 関根潤三
2位 52点 福本豊
3位 51点 谷沢健一
4位 49点 村田兆治
5位 37点 川又米利
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