このブログは何年続くのかな…
大変遅くなりましたが、今年度の新種牡馬分析です。今年はやっぱりこの馬でしょう。

ハービンジャー
Harbinger.jpg


ハービンジャーの血統はDanzig、Nijinsky、Lyphardが主要となっており、ノーザンダンサー系でゴリゴリに固められた血統である。これじゃどんな繁殖牝馬をつけてもノーザンダンサー系っぽくなってしまうだろうなぁ、というのが率直な感想。ではノーザンダンサー系っぽい、というのを説明するために、血統の3代前に、2本以上ノーザンダンサー系を持っている種牡馬(2/4がノーザンダンサー系の馬)を並べてみよう。

・フサイチコンコルド
・デザートキング
・ムーンバラッド
・メイショウドトウ
・メイショウサムソン
・ロックオブジブラルタル
・スニッツェル
・アラムシャー


いやぁ、ノーザンダンサー系っぽいですねぇ。そしてどうですか、このイケてない加減はw 欧州最強馬や、ドバイWC勝ち馬がいるが、全くもってぱっとしない。この理由は簡単で、日本向きの軽さ(キレともいう)がないからである。たとえサンデー系の繁殖牝馬を付けたところで、父の自己主張(=キレのなさ)が強すぎて母の良さを活かせない、そんなパターンが非常に多い。

確かに、ロックオブジブラルタルスニッツェルのように、短距離やダートで活路を見出す種牡馬もいる。短距離やダートというのは軽さの要らない条件(ハイペース)が多く存在するからだ。しかしハービンジャーは違う。母父Beringであり、コテコテの欧州長距離血統なのだ。これでは短距離を使ったとしても、スピード不足でどうにもならない可能性が高い。活路を見出すとすればダート中距離だが…POG期間内にそんな条件は、数える程しかないわけで。

そもそも。欧州で活躍した長距離血統は、日本で大コケするのは歴史が示している。ラムタラ、エリシオ、モンジュー、マリエンバード、スウェイン、ガリレオ、アラムシャー…この錚々たるメンバーが、日本じゃ3歳重賞の一つも満足に勝っていないのだ。ハービンジャーがいかに繁殖に恵まれたとしても、この暗黒の系譜はどうにも覆らないと思うのだが。

最後に、本来であればオススメの配合を挙げるのだが…ぶっちゃけ、何つけてもあんまり走らないと思うw それでも、どうしてもハービンジャー産駒を取らなきゃいけない人に向けて、2014-15のPOGで少しだけ推せる馬を挙げておこう。

プリモレガーロ(母クラウンピース)Mr.Prospector、Bold Rulerでスピード補完ができている。
ミスライト(母キャッツ)ノーザンダンサー多重クロス。既に入厩済み、速攻系で期待。
トリプルミッション(母トリプレックス)母父SSならこれか。ノーザンダンサー系を薄め、スピードを補完。
サーサルヴァトーレ(母マリアヴァレリア)母父SS。母はスピード血統を集約した形なので、父の悪さを消せるか。
インディケーション(母シャルロットノアル)フジキセキ×Storm Catとの配合は悪くない。マイルまでなら射程距離。

ヨッパライがぱぱーっと見ただけですけど、そんなに走りそうな馬はいなかったなぁ。少なくとも、トニービンとか、ノーザンテーストとか、ブライアンズタイムとか、ニジンスキーとか、そういう「重そうな血統」を配合内で見た時点で斬り捨ててもいいと思いますね。
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コメント
この記事へのコメント
ハービンジャーは悪い意味でマリンエバードの再来として見てます。
ただ1頭は当たりが居るかなあと。ただ、その当たりを見つけるよりは、確実性の高そうなのを探すのが楽な気がしてます。
2014/05/23(金) 23:41 | URL | n #-[ 編集]
nさん、毎度どもです。
そうですよねぇ、ハービンジャーはいかにも「とんだいっぱい食わせ者」っぽい。次のセレクトセールまでは何とか暴落させないでおこうという、強大な力が働いている気がしますw
2014/05/25(日) 15:01 | URL | 大生 #-[ 編集]
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