このブログは何年続くのかな…
今週はブログに書きやすいニュースが多いですな。今日は世界のモーニングスター社が記名記事で書いてたこのニュースで一本。

・<視点>財務省・日銀が6年半ぶりに為替介入-米国要因の円高に効果は限定的でデフレ脱却は遠い

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100915-00321032-mosf-bus_all

財務省・日銀が04年3月以来、6年半ぶりに為替介入に踏み切った。野田佳彦財務相は15日午前の記者会見で「円高が日本経済に与える影響は看過できない」との認識を示し、「今後も引き続き為替動向を注視し、介入を含め断固たる措置をとる」として介入を継続する方針を打ち出した。(中略)もっとも、日本単独の円売り介入でドル・円が持続的に上昇する可能性は低い。(後略)


本文は端折ったけど、要は「米国の景気が悪いからドル安になってる。ちょっとくらい日銀が介入しても、どうせ円高のままでしょ」ってことらしい。でも…なんか論点ズレてないかこれ。「米国の景気が悪い」とかって、いわゆる「投資するときの考え方」でしょ。でも今の円高って、投資資金が動いてるからじゃなく、投機資金が動いてるから起こってるんじゃないの?

なぜ投機資金が入ってると言えるのか。今の円高って、円が買われすぎ(※1)なわけですよ。適正と言われる値(※2)から、さらに円買いが進んでる。この理由はただひとつ、投機資金が入ってるから。その証拠に、政府・日銀が「注意深く見守る」っていうおバカコメントが出るたびに円高に行ってたでしょ。これは投機やってる連中が、おバカさんwを見守りながら資金入れたからに過ぎない。

今回のサプライズ介入は、確かに米国の景気には効果はない。でも投機筋をびびらせる効果は十分にあるんじゃないのか。ちなみに私は効果絶大だったと見てます。投機筋にとって何が怖いって、サプライズが1番怖いんですよ。今までは政府・日銀が見守っててくれたからw、安心して円買いを進めてた。でも今日のようにサプライズ介入されたら、もう怖くて今までのように突っ込めないって。実際、今日だけで2円50銭も動いてるし、あんなん見たら余計に突っ込むのムリだと思うんだけど。

しかし、これまで何もして来なかった政府・日銀。介入おせーよ!と言いたいところだが、今日のサプライズ介入は会心の一撃であり、流れは一発で反転したと読みます。二番底という形でもう1回は下がると思いますが、もう82円台以下はない、とここで予想しておきます。83円台をつけたらドル買い増しの予定。

ってここまで書いて、色んなプロ投資家のコラムを見てきたんですが…ほとんどがモーニングスター社と同じ見解で、トレンドは変わらないって言ってやんの。ほんとかいな。もしこれがきっかけで、トレンドが円安方向に変わったら、


モーニングスター社も、プロ投資家も、大したことねーなー!


と、ドヤ顔で言ってみたいと思いますw

(※1)本当に円が買われすぎなのか、また(※2)今のドル円相場はどれくらいであるべきか、という疑問については、銀行や証券会社が山ほど分析してるんで、そっち方面のプロを参考にしてください。私にはムリだw
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
確かにサプライズ介入となったが、それ以前に介入しか手がなく、またサプライズな状況を作り出した関係閣僚は不手際を認めてまずは謝罪しろと。

私は短期的には買われすぎた円の修正、中長期は円高が続くと見てます。
これは介入前と変わりなし。
で、介入ポイントの82円後半を割り込む確率は五分五分かな。

1つ目に、市場介入でトレンドが反転した例がない。(少なくとも私は知らない)
前回の2004年の市場介入時も、確かトレンド転換までに6ヶ月かかったと記憶。
今回も前回同様非不胎化での介入で、円安誘導ではなく金融支援の一環と言う名目で、欧米首脳と合意を取り付けているはず。(そのためどっかの自動車産業や議会が騒いでも、各国首脳はコメント出していない)
なので、円安誘導の介入は国際信用にかかわるので、今回の介入はあくまで防波堤。
介入資金(最大35兆円?)が続く間に円高要因がなくなれば反転するが、それが問題。

2つ目
今年秋の米国中間選挙。
情勢次第では輸出産業や議員・議会から突き上げで、選挙結果、もしくは選挙対策で、為替介入に対する何らかの抗議を出さざる終えなくなる。

3つ目が、今回の円高の一番の要因の中国。
今年に入って米国債の売却を始めて(政治的な絡み)、恐らく外貨中身を大幅に入れ変えていくものと推測。
今年の上半期だけで511億ドルの米国債を処分。変わりにアジア各国の国債を購入。
で、日本の国債は今年の上半期で200億ドル分購入。(約1兆7000億円)
この200億ドルは、過去5年に中国が所有した日本円資産の約5倍。
韓国が最近頻繁に市場介入を行っているのも、恐らく中国が原因。

で、今年6月の時点で中国は8437億ドルの米国債をまだ所有しており、リバランスを考えると、まだ相当な額を売却すると思われる。
今年の初めで約9000億ドル所有していたので、仮に1/3を切り替えるとした場合、今年の上半期のペースでも後1年半かかる。
1/3を83円で計算すると、約24.9兆円。
今回の市場介入が約2兆円。
なので、中国が要因の円高がこれで終わりとは思えないです。
2010/09/17(金) 21:35 | URL | コウ #-[ 編集]
>コウさん、毎度どもです。
中長期的には円安じゃない?だって円買う要素ってほとんどないもの。あんだけ財政がダメだと言われ、金利を上げる見通しが全くない。逆に、アメリカの方が「双子の赤字」は収縮してきてるし、景気が上がれば金利だって上がるし。

ということで、短期的には買われすぎた円の売り戻し、中長期的にはドル買い、というスタンスで、どっちにしても円安に触れると思ってます。

あと「市場介入でトレンドが反転した例がない」、これは確かにそうかも。ですが、ここまで円高を放置したことがないのも事実。いかに円高トレンドだと言っても買われすぎ感ありまくりで、いつバブル弾けるか、みたいなとこもありましたしね。

ただ問題は中国ですね。ここだけはホント何してくるかわからん。まだ円高が続くなら、ここが最大の原因だと思います。
2010/09/20(月) 15:56 | URL | 大生 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する