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最近はブログに割く気力と時間が少なくなってきましたが、毎年恒例の案件は続けていきたいもの。今日はPOG的厩舎分析です。毎年どこの厩舎を書こうか悩むんですが、前2回が藤沢和雄⇒国枝栄と関東だったので、今年は関西で行ってみましょうか。なかなか面白い厩舎分析に仕上がったと思います。


第13回 友道康夫厩舎


【血統的分析】
まずは近10年のPOG期間内活躍馬を。

<活躍馬>
マカヒキ(牡、ディープインパクト×フレンチデピュティ)
アドマイヤダイオウ(牡、ディープインパクト×クロフネ)
ワールドインパクト(牡、ディープインパクト×Pivotal)
クラリティスカイ(牡、クロフネ×スペシャルウイーク)
フレールジャック(ディープインパクト×Nureyev)
アンライバルド(牡、ネオユニヴァース×Sadler's Wells)

シングウィズジョイ(牝、マンハッタンカフェ×シンボリクリスエス)
ヴィルシーナ(牝、ディープインパクト×Machiavellian)
ムードインディゴ(牝、ダンスインザダーク×Sharpo)

<参考馬>
サクラメガワンダー(牡、グラスワンダー×サンデーサイレンス)
アドマイヤジュピタ(牡、フレンチデピュティ×サンデーサイレンス)
シュヴァルグラン(牡、ハーツクライ×Machiavellian)



ぱっと見て、SS系×Deputy Minister系が多いことがわかる。またダンスインザダーク、ネオユニヴァース、シンボリクリスエス、グラスワンダーあたりの米国血統が結果を出している。そして全体的に中距離血統が多い。

逆に、全く成績が上がらないのが欧州血統。まずトニービン系が全然ダメで、アドマイヤカーリン、アドマイヤキンカク、アドマイヤネアルコなど、トニービンの血が強い大型地雷はかなり多い。アグネスタキオン、ステイゴールド、キングカメハメハあたりも合わない。また短距離血統もダメ。サクラバクシンオー、キンシャサノキセキあたりは期待できないだろう。そして米血であってもバリバリのダート血統はダメ。エンパイアメーカー、パイロあたりは期待値が低いはずだ。

【POGでの狙い方】
この厩舎の最重要ポイントは、この一文に集約される。

米血厩舎なのに、芝の中~長距離しか走らない。

普通、米血が得意ならば、短距離・ダートでもそれなりに活躍馬は出るもの。しかし厩舎開設以来、芝1400以下、およびダートでの重賞勝ちはなんとゼロで、逆にフレンチデピュティ産駒に天皇賞(春)を勝たせるくらいである。1勝もできない特大地雷が大量生産されるのは、この潰しの利かなさにありそうだ。元々、ダート馬や短距離馬を仕入れていない(好みじゃない)のだろうが、POGをやる以上、勝ち上がれないのは大きなリスクとなる。ここは必ず押さえておきたいポイントだ。

これを踏まえた上で、狙える馬を探していこう。

1、秋デビュー、牡馬、ディープ×米血を上位で狙う
ずいぶんとピンポイントだが、これくらい絞らないと地雷を踏むことになるので仕方ない。まず秋デビューの牡馬、これは中距離路線が整備されているというのが理由。そしてディープインパクト×米血が狙い目、というかこれしか狙ってはいけない(少なくとも上位では)。ディープは中距離血統だし、母にDeputy MinisterStorm Catを持ってくれば、厩舎の特徴とピッタリハマりやすい。

2、牡馬でディープ以外の米血は下位で狙う
ネオユニヴァース×米血、シンボリクリスエス、クロフネもこの厩舎とは合うのだが、キレがやや不足するのが難点。下位で釣るのが正解だろう。

3、牝馬はディープ産駒に絞る。
牝馬は狙いにくいといっていいだろう。言わずもがな、短距離~マイル路線が中心になるからだ。どうしても牝馬を取りたいなら、本当に能力の高そうなディープインパクト産駒に絞っていいだろう。

はっきり言って、この厩舎で穴狙いするのは無理筋。そして地雷も多い。網を広げて当てに行くのではなく、しっかり絞ってホームラン狙っていきましょう。

【まとめ】

ディープインパクト×Deputy Minister、Storm Catの牡馬は確率高い。
・米血中距離の牡馬、ディープ牝馬は下位で狙う。
・欧州血統、短距離血統、ダート血統は全オミットでOK。



では最後に2014年産駒の分析。目についた4頭ほど行ってみましょうか。

母アドマイヤマリン(B)ディープ×クロフネで血統合う。秋デビューを目指すノーザンF産。ややダート色強い母だが、馬体は芝馬っぽいのでリスク低め。
母アドマイヤハッピー(D)POG本で推奨されているが、欧州血統の速攻系というのは地雷率がかなり高い。他人に取らせて眺めるべき馬。
母アートプリンセス(D)タップザットの半妹であり、ダート色はかなり強め。怪しさ満点。
母ラスティングソング(D)ハービンジャーもダメでしょうね、欧州系だし。



私はアドマイヤ指名禁止ですので(我が家の家訓です)、母アドマイヤマリンは取りに行きませんが、皆さんは当然、指名候補に入れてしかるべきと思います。
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今日はPOG的厩舎分析で行ってみましょう。この企画を始めたころは橋口・松田博が神レベルで、池江寿が駆け出しでしたが、いまや勢力図は一変しております。そんな今日は、古株ながらも今年還暦、まだまだ元気なこの厩舎で一本。

第12回 国枝栄厩舎

【血統的分析】
まずは近10年のPOG期間内活躍馬を。

アパパネ(牝、キングカメハメハ×Salt Lake)
ショウナンアチーブ(牡、ショウナンカンプ×サンデーサイレンス)
ダノンプラチナ(牡、ディープインパクト×Unbridled's Song)
ピンクカメオ(牝、フレンチデピュティ×Silver Hawk)
ショウナンラグーン(牡、シンボリクリスエス×マンハッタンカフェ)
マイネルシーガル(牡、ゼンノエルシド×サンデーサイレンス)
クーヴェルチュール(牝、ブラックホーク×ラッキーソブリン)
インパルスヒーロー(牡、クロフネ×サンデーサイレンス)
タンタアレグリア(牡、ゼンノロブロイ×Stuka)
ディープジュエリー(牝、ディープインパクト×ジュエルオブザナイト)
カミノタサハラ(牡、ディープインパクト×フレンチデピュティ)
ヒラボクディープ(牡、ディープインパクト×Storm Cat)
ダノンベルベール(牝、アグネスタキオン×Bering)
パララサルー(牝、ディープインパクト×Stuka)
ベストディール(牡、ディープインパクト×Marchand de Sable)



数はいっぱいいますが、実はとってもわかりやすい法則がある。



この厩舎で重賞に手が届くのは、アメリカ血統の塊だけ。



父母をよく見ると、ほとんどの馬は、サンデーサイレンス、Deputy Minister、Mr. Prospector、Nijinsky、Roberto、Bold Rulerなど、複数のアメリカ血統を色濃く組み合わせて構成されている。上記15頭のうち、例外はショウナンアチーブ、ベストディールだけといえば、その凄さが伝わるだろうか。この厩舎を狙うには、まずアメリカ血統を狙うのは定石であろう。逆にヨーロッパ系はどうか。馬質の良さ、レース選択の上手さで2勝までは行くが、それ以上はなかなかハードルが高い。

では、欧州血統がかなり強いディープインパクトは、この厩舎には合うのか。私の見立ては「ディープ×米血で、かつアメリカ系スタミナ血統が入っていなければ大丈夫」としておく。このルールから逸脱すれば、大型地雷の餌食となるだろう。近年で言えば、パピーラブ、シュタインベルガーは母が欧州血統だし、ブルーロータス・ピンクシャンパンのピンクカメオ産駒はRobertoがジャマをした。

もう1点。この厩舎、短距離の逃げ・先行馬が大得意。この特徴、アメリカ血統の特徴と被るんですが、この強みは2歳戦でポイント高いですよ。だって新馬・未勝利は先行しとけば勝てるって、ダビスタで習ったでしょ。アメリカ血統取っとけば、未勝利で終わる心配がないってのは大きい。

【POGでの狙い方】
ここではPOGでどんな馬を狙うべきか、分析してみる。

1、馬体重の大きい馬を選ぶ。
藤沢和厩舎と同じく、馬体の大きい馬が走る傾向にある。牡馬・牝馬とも、最低でも460kgは欲しいし、500kg超えても問題なく走らせてくるのがこの厩舎の特徴だ。

2、早期デビューを狙うべし。
短距離の逃げ・先行馬が得意なのだから、早期デビューはかなり期待値が上がる。上記15頭のうち、6~7月デビューは6頭、9-10月デビューが6頭。速攻系を積極的に狙おう。

【まとめ】

・アメリカ血統の塊を狙うべし。
・ディープ産駒は、母がアメリカ系スピード血統の馬を狙い打とう。
・早期デビュー馬を積極的に狙おう。



では最後に2013年産駒の分析をしてみましょう。対象馬は…現時点で馬名登録されている4頭にしてみましょうか。

サトノキングダム(C)血統は極上だが、この厩舎に合うかは微妙。下位で残っていれば。
プロディガルサン(A)早期デビューで母が良質な米血。プロフ完璧、文句なしのドラフト1位候補。
ルールブリタニア(C)ミッキークイーン全妹だが、デビューが遅そうなのが気がかり。悪くはないが。
テオドール(D)母は良い米血だが、父ハービンジャーが全然合わないと思う。

個人的にはサトノキングダムの血統は大好きなんだけど、ことPOGとなると二の足を踏んでしまう。どうすんべなー。
今日はPOG的厩舎分析、2年ぶりの第11回です。どこの厩舎にしようか考えたんですが、長年POGをやってる人でも簡単に地雷を踏んでしまうという、POG的には最も判断が難しいとされる厩舎にアタックしてみましょう。


第11回 藤沢和雄厩舎


【血統的分析】
まずは近10年のPOG期間内活躍馬を。

<活躍馬>
キングストレイル(牡、サンデーサイレンス×ノーザンテースト)
スピルバーグ(牡、ディープインパクト×Lycius)
レッドスパーダ(牡、タイキシャトル×Storm Cat)
ペルーサ(牡、ゼンノロブロイ×Candy Stripes)
フライングアップル(牡、Rahy×Fire Maker)
クリスタルウイング(牡、アドマイヤベガ×Nureyev)
ジャリスコライト(牡、Fantastic Light×Chief's Crown)
プランスデトワール(牡、ディープインパクト×Lyphard)
シェルゲーム(牡、Swain×Chief's Crown)
スピルバーグ(牡、ディープインパクト×Lycius)

ダンスインザムード(牝、サンデーサイレンス×Nijinsky)
ダンスファンタジア(牝、ファルブラヴ×サンデーサイレンス)

<参考馬>
カジノドライヴ(牡、Mineshaft×Deputy Minister)
レッドシューター(牡、Red Ransom×Sadler's Wells)
ルルーシュ(牡、ゼンノロブロイ×Highest Honor)



血統を見ると非常にわかりやすい特徴がある。アメリカ血統の馬が非常に多いのだ。ナスルーラ系ならBlushing Groom系、Bold Ruler系が走り、ターントゥ系ならロベルト系、ノーザンダンサー系ならNijinsky系、Storm Cat系。当然、Mr.Prospector系、Alydar系も合う。とにかくアメリカ血統に偏っていないと走らない。また、サンデーサイレンス系はアメリカ血統とも相性がいい万能種牡馬なので、これも当然、相性はいい。逆にヨーロッパ血統の強い馬はほとんど走っていないグレイソヴリン系は全く合わないし、欧州ND系(Sadler's Wells系、Danzig系など)も基本的には合わない。

そしてもう1点。牡馬に比べ、牝馬の活躍馬が異常に少ないのだ。まともな活躍馬はダンスインザムード・ダンスファンタジア親子のみ。勝ち上がり率は牡馬と変わらないが、上位クラスで苦戦する馬が多い(この理由は後述)。この点は頭に入れといた方が良さそうだ。

【POGでの狙い方】
藤沢和厩舎の馬をPOGで選ぶのは難しく、POG本でも「何が走るかわからんから、とりあえず全部書いとけ」みたいなノリが多い。しかし私に言わせれば決してそんなことはなく、地雷の臭いさえ分かっていれば高い確率で走る馬が掴めるはずだ。今回はその地雷臭を避けるためのポイントを4点挙げてみよう。

1、馬体重の大きい馬を選ぶ。
牡馬なら500kg以上、牝馬でも470kg以上の大型馬を狙うこと。大きければ大きいほどよい。POGにおいて、馬体重を重要視することはあまりないが、この厩舎に限っては馬体重が最重要ポイントであると言っていい。上記の<活躍馬><参考馬>の中で、この条件に当てはまっていないのはシェルゲームただ1頭。500kgどころか、540kgという馬もゴロゴロいるのだ。これはアメリカ血統が大型のダート馬が多いからだろう。

2、牝馬はサンデー×ニジンスキー配合以外、指名しない。
アメリカ血統で固めた馬は「溜めて溜めて爆発する」ということが出来ず、上がり最速とは無縁の馬となる。この「上がり最速が出せない」ことは、牝馬路線では致命傷となるのだ。ただし、サンデーサイレンス系ニジンスキー系だけはアメリカ系であっても高速上がりが使えるので、この組み合わせだけはマークしておいた方がいいだろう。

3、一口クラブ馬は極力避ける。
<活躍馬>の中で、一口クラブの馬はダンスインザムード、レッドスパーダの2頭だけ。昔から「藤沢のクラブ馬はPOGに向かない」と言われていたが、これは真実である。キャロット、広尾などの中堅クラブはもちろん、サンデーR、社台RHの主要クラブでも稼げていない。この理由は「デビューが遅い上に、とにかく成長放牧が多い」これに尽きる。一口クラブの預託厩舎としては一流かもしれないが、ことPOGに限っては「成長放牧=死亡フラグ」と同じこと。一口クラブ馬は極力避けた方がいいだろう。

4、ヨーロッパ産の外国馬は絶対に避ける。
この厩舎にはヨーロッパ産の外国馬が多い。有力馬主の高額馬だからか、POGでも穴人気するのだが、こういう馬たちには絶対に手を出してはいけないサドラーズウェルズ、モンジュー、ガリレオ、デインヒル…こういう馬は、いくら高くても日本の馬場には合わないし、厩舎の特徴にも合っていない。ただし、外国産馬がすべて走らないわけではなく、その逆で、アメリカ産の外国馬は指名候補に入れていい。わかりやすいところではStorm Cat系、ミスプロ系なんかが狙い目だ。


最後に。
これまでの藤沢和厩舎って「POGのライバルに、地雷を踏ませる厩舎」だったわけですよ。だから私も「地雷の秘密」は知ってましたが、ブログではあまり触れてこなかったんですな(←策略家w)。しかし最近はライバルが地雷に見向きもしなくなってきたんでw、そういう時こそ逆に下位で積極的に指名すべきじゃないかなと。勝ち上がり率は決して悪くないし、血統だって超一流なんだから、ポイントさえ掴んでしまえば、ライバルに差をつけることが出来るはずです。
今日はPOG的厩舎分析の第10回、とりあえずの最終回です。最後は予告どおり、ダービー優勝厩舎で行きましょう。しかし角居か、藤沢和か、橋口か、松田国か、とか言っておきながら、この厩舎を分析することになるとは夢にも思わんかった。まあPOGでは最重要厩舎の1つだから、上手く分析できれば役に立つことには間違いないが。


第10回 藤原英昭厩舎


【血統的分析】
まずは近10年のPOG期間内活躍馬を。

<活躍馬>
サクセスブロッケン(牡、シンボリクリスエス×サンデーサイレンス)
エイシンフラッシュ(牡、King's Best×Platini)
タスカータソルテ(牡、ジャングルポケット×ノーザンテースト)
トーホウアラン(牡、ダンスインザダーク×Nureyev)
マッキーマックス(牡、ダンスインザダーク×ディクタス)
エイシンツルギザン(牡、サクラバクシンオー×Fappiano)
ネオヴァンドーム(牡、ネオユニヴァース×トニービン)
ザタイキ(牡、アグネスタキオン×トニービン)
フィニステール(牡、ダンスインザダーク×Cozzene)

デアリングハート(牝、サンデーサイレンス×Danzig)
ブロードストリート(牝、アグネスタキオン×Cozzene)
ジェルミナル(牝、アグネスタキオン×Double Bed)
ワイドサファイア(牝、アグネスタキオン×ノーザンテースト)


藤原英厩舎の活躍馬は、主に牡馬が芝1800m以上、牝馬が1600m以上で活躍しており、明らかに中距離を得意としている。これら活躍馬の血統を見てみると、ほとんどがSS系・グレイソヴリン系などの日本的な血統×ヨーロッパ系スタミナ血統の配合、いわゆる「クラシック配合」である。クラシック向きの馬をクラシック路線で走らせてくれるだけに、G1馬が出る可能性が非常に高い厩舎と言える(もう出したけど)。

もう1つの特徴として、この厩舎はレース選択が上手いことが挙げられる。活躍馬の重賞勝ちを見てみると、京都新聞杯、きさらぎ賞、フェアリーS、京成杯など、クラシックには直結しない(と言われる)レースばかり。青葉賞はほとんど使わず、京都新聞杯を3勝しているあたり「名より実」を取る厩舎といえよう。レース選択が上手ければ空き巣の重賞を勝つことも出来るし、あまり得意ではない血統の馬を稼がせることも出来る。POGに非常に向いている厩舎であろう。

ただし、ヨーロッパ系スタミナ血統が得意ならば、その対極に位置するアメリカ系ダート血統や短距離血統は確率が落ちる。Deputy Minister系・Storm Cat系は不振だし、アリダー系・ミスプロ系もイマイチ(※ヨーロッパ色の強いキングマンボ系は除く)。ダンスインザダーク産駒こそ活躍しているが、よく見ると母方がヨーロッパ血統だし、活躍の場もメンツの薄い2200m超に偏っている。本質的にはそこまで得意とは言えないだろう。

【POGでの狙い方】
藤原英厩舎には長所と短所がある。しかもこれが大当たり・大ハズレの境目になるのだから、かなりやっかいだ。この長所と短所を具体的に書くとこうなる。

<長所>勝ち上がり率が高い、クラシック路線を狙ってくれる、空き巣狙いが上手い
<短所>新馬勝ちを逃すと成長放牧で放置プレー、体質が弱いと放置プレー、とにかく放置プレー


預託馬の数が多いため、すぐに長期放牧(という名の放置プレー)に出てしまうのが最大の短所。ここからは私の予想だが、2~3歳馬に関してはクラシック路線に乗れないと判断した時点で長期放牧に出していると見ている。活躍馬が中距離血統の芝馬に偏っているのはこれが原因だろう。

しかしその短所を補って余りあるほど長所には魅力十分だし、POGで指名しないテはない。よって「いかに放置プレーを避けるか」が選馬のポイントとなる。具体的に言うと、

・スタミナの裏付けがない馬、短距離血統馬、ダート血統馬は避ける
・体質が弱い馬は避ける
・仕上がりの遅い馬は避ける


この厩舎は使ってくれさえすれば何とかなる。それを念頭に置いて指名すればかなりの確率で1勝+αが見込めるし、重賞勝ちだってそう遠くない超優良厩舎である。メディアへの露出が少ないため、体質や仕上がりという情報は入手しにくいが、血統ならいくらでも分析可能。指名の際には必ず血統に目を通しておきたい。

またデビュー時期に関してはあまり問わない。活躍馬は秋デビューが最も多いが、ある程度馬体がデキている早期デビュー馬も悪くない。この辺はあまり拘らなくてもいいだろう。

【まとめ】
・ヨーロッパ系の強いクラシック血統を狙え!
・アメリカ系の短距離血統、ダート血統は避けるべし。
・放置プレーを避けられれば、重賞勝ちはもう目の前。


POGでは絞り込みが難しい厩舎ですが、当たればデカイ!今後も臆せず指名していきましょう。かくいう私も、大当たりはまだ引けてないんですけどね…w
今日はPOG的厩舎分析の第9回です。ここまで関東の厩舎分析が少なかったので、今回はこの厩舎にしてみました。


第9回 二ノ宮敬宇厩舎


【血統的分析】
まずは近10年のPOG期間内活躍馬を。

<活躍馬>
ナカヤマフェスタ(牡、ステイゴールド×タイトスポット)
ホオキパウェーブ(牡、カーネギー×Mr.Prospector)
ゴールデンダリア(牡、フジキセキ×ノーザンテースト)
トロピカルライト(牡、Mizzen Mast×Secreto)
ショウナンアルバ(牡、ウォーエンブレム×Great Commotion)

ショウナンタレント(牝、アグネスタキオン×Great Commotion)

<参考>
エルコンドルパサー(牡、Kingmambo×Sadler's Wells)
ザカリヤ(牡、Zafonic×Sadler's Wells)
ダイワスペリアー(リアルシャダイ×Slew o'Gold)


聞きなれない種牡馬が目立つが、そのほとんどがアメリカ血統である。特に強いのがBold Ruler系・Mr.Prospector系で、活躍馬のほとんどがこの2系統を持つ。もうひとつの特徴が、血統内にRibot×Princequilloのニックスを持つ馬が非常に多い点。このニックスの特徴は「前目につけて粘りきるスタミナ」。タップダンスシチーのような感じ、といえばわかりやすいか。

よく考えてみると、二ノ宮厩舎には「前目につけて粘りきる」という馬ばかり(古馬になると差し馬もいるが…)。これはRibot×Princequilloの影響が強いからだろう。これに「テンが速い」アメリカ系スピード血統を組み合わせるのが二ノ宮厩舎が最も得意とするパターン。もっとも、これだけではただのダート馬になってしまうので、最近ではさらにサンデー系を掛けることで、芝の高速馬場に対応するパターンが増えている。

逆に相性が良くないのが「スローで行ってラスト勝負」が基本のヨーロッパ血統と、同じアメリカ系でも「高速上がりで差しきる」タイプのニジンスキー系。いずれも「前目につけて粘る」二ノ宮厩舎には合わない。ジャングルポケット・ダンスインザダーク・スペシャルウィークなどはアタリの確率がかなり落ちる。

【POGでの狙い方】
二ノ宮厩舎の馬を指名する上で、最も重要なポイントとは、

牝馬を取るな!

POGで指名する牝馬に求めるもの、それは桜花賞を狙える素軽いスピードである。しかし二ノ宮厩舎ではこの「素軽いスピード」が全く期待できない。前目につけて上がり35秒台しか出せない牝馬では、出世しても芝のG3がやっと。ならば最初から指名候補に入れない方がいい。ショウナンタレントこそG3を勝ってはいるが、あれはメンバーが弱すぎて全くアテにならない。

また牡馬であっても、芝の重賞級を狙うのはかなり難しい(活躍馬自体がそもそも少ない)。それでもあえて狙うなら、アメリカ系が強くてRibotを持つ種牡馬がいい。現状だとキングカメハメハ・マンハッタンカフェ・ウォーエンブレムあたりか。

この厩舎の馬を狙うなら、一番のオススメはドラフト下位でのダート馬指名。アメリカ血統を取っておけばほぼ確実に1勝は出来るし、交流重賞の舞台(=小回りダート)はアメリカ血統にピッタリなので、さらなる上積みも十分に期待できる。ただし、少なくとも夏~秋口までにはデビューしておきたい。年末の交流G1は使いたいし。

【まとめ】

・アメリカのスピード血統とRibot×Princequilloのスタミナを持つ馬が得意。
・牝馬は取るな!
・ドラフト下位で、アメリカ血統のダート馬を狙うべし。


さて、9回に渡って書いてきた「POG的厩舎分析」ですが、次回の第10回で一旦中断します。2010-2011シーズンで分析結果が合ってるのか違ってるのか、ある程度見えてくるでしょうし、その結果が有用だと思えばいずれ再開するかもしれません。ということで次回が最終回となりますが、その代わりスペシャルバージョン(?)でお送りします。

次回予告:POG的厩舎分析第10回…ダービー優勝厩舎

時期としてはダービー直後を予定しています。角居か、藤沢和か、橋口か、松田国か。乞うご期待。
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